タダラフィルに関する最新調査結果
1月30日、 ニューヨーク、Presbyterian Hospital・Weill Cornell Medical Centerによるタダラフィルの最新調査結果が発表されました。
タダラフィルは、男性の勃起不全(ED)や前立腺肥大に効果があるとされている治療薬の成分です。他の勃起不全の薬と違うところは、服用後36時間効果が見込めることと食事の有無にかかわらず服用できるところです。
プラセボと比較した調査結果
男性にプラセボ(偽薬)とタダラフィルを投薬して、比較したところ、タダラフィルに勃起不全(ED)だけでなく、射精障害(EjD)、オルガズム障害(OD)への効果が証明されました。
勃起不全(ED)は、世間での認知度も高いですが、射精障害(EjD)、オルガズム障害(OD)となると認知度はそこまでではないかもしれません。ED、EjDとODは性機能不全(SD)の一部と言われています。
関連する別の調査によると、アメリカでは、40才から70才の約半分が、EDではないが性機能についてトラブルを抱えているとのことです。
治療の幅が広がる
これらを引き起こす要因は、ストレスや心因性のもの、生活習慣病などが関係していると考えられています。日々気をつけることがベストですが、今回の調査結果によって、投薬治療の選択肢が増えたと言えます。

12週間にわたるタダラフィルの投薬調査
http://onlinelibrary.wiley.comEDの薬が他の性機能障害にも効果がある
http://weill.cornell.edu/news/releases