不妊に優しい社会とは
今、6組に1組の夫婦が不妊の検査や治療を経験したことがあるという。しかし、不妊治療そのものが、未だに社会に浸透していないのも事実だ。
例えば、働きながら治療に通っている女性の中には、治療のために仕事を休む、と言い出すことができずに退職を余儀なくされる人も多い。また、最近助成を行う自治体が増えたものの、未だに自己負担額はあまりにも大きい。
そんな中、山口県では、不妊についての理解と関心を深めるための集い、「もっと知りたい!不妊のこと」を開催する。
ダイアモンド☆ユカイ、トークショー
この集い、2013年3月10日に開催予定で、場所は山口県総合保健会館多目的ホール。参加費は無料だ。
慶應義塾大学の教授による講義や、不妊専門相談会なども予定されている。相談会に関しては、事前の予約が必要になっている。
更に、自ら男性不妊であることを告白し、不妊治療の末に女の子1人と、双子の男の子を授かった歌手のダイアモンド☆ユカイさんのトークショー、「もっと知りたい!男性不妊」も行われる。ホームページでは、ユカイさんへの質問も随時受け付けている。
今現在不妊に悩んでいる人も、いつか子どもを産みたいな、と考えている人も、是非足を運んでみてほしい。まず最初に大切なことは、“知る”ことなのだ。

山口県ホームページ
http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/