12年間眠っていた卵子
12年間凍結保存されていた卵子から双子の赤ちゃんが誕生した。母親はブエノスアイレスのMonica Zapotocznyさん。Monicaさんは自身が33歳の時に凍結保存していた卵子を使って、45歳で体外受精に成功。
12年にわたり凍結保存されていた卵子を使って、双子が誕生したことは、今までの7年の卵子凍結保存の記録を破り、話題となっている。
凍結した卵子から双子の赤ちゃんが誕生したニュースは多くの人を勇気づけた。癌患者には、癌治療のあとも、子どもがもてると希望をもたせ、「今は、仕事に集中して、出産は後で。」と考えるキャリアウーマンにも、冷凍保存の効果をアピールした。
Monicaさん夫妻は何度も体外受精を試みたが失敗に終わり、もう子どもはもてないとあきらめていた。最後の挑戦として、12年前に凍結した卵子を使い、2011年に妊娠に成功、昨年1月に帝王切開により双子を出産した。
卵子凍結保存の始まり
もともとアメリカで癌患者のためにはじまった卵子凍結。子どもをもつ可能性を残しておきたいために始まった治療は、保存することによって、女性がより自由な人生設計を立てることができる技術として、世界で普及している。
年齢が上がるにつれ、卵子は老化する。卵子の老化をとめるには、若い時期に卵子を冷凍保存することだと、すすめる医師は多い。

Record-breaking twins are born from eggs frozen 12 YEARS ago giving hope to cancer survivors wanting to become parents
http://www.dailymail.co.uk/news/article-2234819/