睡眠不足は万病のもと
「血めぐり研究会」が、30から50代の男女1128人に実施した調査結果を公表しました。
調査結果から、「冷え」を感じている人は、「冷え」を感じていない人と比べ、睡眠に関する満足度が非常に低い結果が明らかになりました。
睡眠不足は、「万病のもと」とも言われており、体力の低下を招き、自律神経失調症やうつ病などの精神疾患、さらには高血圧を引き起こすこともあります。
冷え性の人にとって、放置できない睡眠不足。なぜ冷え性が、睡眠不足の原因になるのか知り対策を整えて、今夜から熟睡できるようにしましょう。
睡眠前にやることはコレ!
冷え性の人が睡眠不足になる原因としては、「気温」と「日照」が関係しています。冷え性の人は、体温調整が苦手。そのため、睡眠と密接な関係にあるホルモンのひとつである「メラトニン」が、睡眠前にうまく分泌されないため睡眠不足に。
また「メラトニン」は、日光を浴びることで分泌量が減り目覚める作用をもたらしますが、冬は日の出が遅いため、すっきり目覚められないことに。
「血めぐり研究会」によると、冬の睡眠の質を高め、寝つきや朝の目覚めを良くするためには、就寝前の体温調節が効果的とのこと。そしてやるべき事は、「寝る1時間前の入浴」と「寝る30分前の首もと温め」!
そこで注意。お風呂のお湯は、熱くなりすぎないよう気をつけましょう。ぬるめのお湯だと温まらないと思う方にお勧めなのが、炭酸の入浴剤。血の巡りがよくなるそうです。
そして、首もとを温めるには、首もとに貼るタイプの「温熱シート」を活用しましょう。この2つのことを実践し、心地よい眠りにつくことで、免疫力も次第にUP。元気に冬を過ごせるに違いありません。

「血めぐり研究会」
http://chimeguri.com/