産後うつになる確率、同せい者は既婚者の2倍、シングルマザーは3倍超
12月14日付、インターネットニュースサイトMailOnlineによると、
既婚者が産後うつになる確率が10.6%に対して、同せい者は20%、未婚者は35%に達することが研究者らの調査により判明した。
出産前に離婚の場合は約7割が産後うつに
カナダ・トロント大学のMarcelo Urquia医師らは、6,000人を上まわる女性らを対象に、産後にうつになる確率を調査。結果、既婚者、未婚者、同せい者を比較した場合、産後うつになる確率は既婚者が一番低く、同せい者、未婚者の順で高くなることがわかった。また、結婚していたが出産前に離婚した場合は、産後にうつになる確率が67%にまで達することがわかった。
同調査では、同せい者の場合、既婚者に比べて、パートナーに家庭内暴力を受けたり、ドラッグを強要される被害が多いこともわかった。
結婚という名の下の安心感は予想以上に大きい
Marcelo Urquia医師らは考察する。
「結婚」という社会的立場の確立が、自身の精神的な安定へとつながり、結果、その安心感のおかげで、産後うつになりにくいのかもしれない。

MailOnline
http://www.dailymail.co.uk