中東でも、経済的事情で不妊治療を断念する人も
不妊治療には、まだまだ未解決の問題点がありますが、そのうちの一つは、費用の点ではないでしょうか。実際、経済的な事情で不妊治療を断念するカップルも、世界中で見られます。
そんな中、中東では、不妊治療を対象とした銀行ローンが提供されるようになりました。対象はアラブ首長国連邦の国民と.外国人居住者。利子は6.49%で、返済は1年以内とされています。
4-5クールのサイクルをカバー可能
アラブ首長国連邦では、年間のべ7000サイクルのIVFが行われています。料金は平均で2万ディリハム。約45万円。妊娠成立までに平均で3-4サイクルが必要となるカップルが多いとのことです。ローンでは最大10万ディリハムまでの借り入れが可能であり、平均サイクルはカバーできる計算になります。
同国の専門家たちは、銀行が協力してくれることで、国民が家族を築くための経済的援助が得られるようになったことを肯定的に評価しています。

Albawaba.com ; Sperm loans: Banking fertility hopes for Emirati would-be parents
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