初産の年齢と寿命の関係
晩婚化と共に年々遅くなっているのが初産の年齢。年を重ねると共に妊娠する確率は低くなり、流産や死産は上がってしまう。
しかし今回、Robin Marantz HenigとSamantha Henigの著書、Twentysomething: Why Do Young Adults Seem Stuck?(20代: なぜヤングアダルトは悩むのか?)の中で初産が高年齢の女性は長寿であるという主張がなされた。
これは、キャリアを重視し、出産や子育てを後回しにしている女性たちには朗報といえるだろう。しかし、本当なのだろうか?
調査結果について
その本に書かれている調査内容は、1890名の母親たちの中で、慢性疾患、運動能力、そして死亡率などを調べるというもの。
そしてその結果、34歳で最初の子をもうけた女性は、全ての面で最も良い数値を出したという。各種の健康指数が、18歳で出産した女性よりも14年も若いのだ。
しかしその一方で、あるカナダのチームによると、初産の時期と長寿性には深い関係性はないという研究結果も出ている。
しかし、高齢出産も悪いことばかりではない、と勇気付けられる本といえるだろう。

Tech Crunch
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