びっくり、腐った肉の匂いの成分?!
カナダで発見された、妊娠の秘密に多くの人が驚きを隠せないでいます。
35歳以上の女性で、不妊や流早産、そして出産時の奇形などが起こる理由として、卵子の持つ遺伝子情報が破損していることが多いことが上げられます。
ところが、プトレシンという物質を摂ることで、卵子の異常が激減することが分かったのです。
プトレシンは、老化を防ぐといわれるポリアミンの一種。なんと、腐肉の匂いの成分。ヒトを含むメスの哺乳類の体内で作り出される物質です。そしてその量は、年と共に減っていくのだそうです。
プトレシンを与えると、遺伝子情報に問題がある卵子が激減
研究者のリウ氏は、若いメスのマウスの体が、プトレシンを作らないようにしたところ、遺伝子情報に問題のある卵子が多く作り出されるという調査をこれまでに行ってきました。
今回はその逆で、年をとったメスのマウスにプトレシンを与えたところ、遺伝子情報に問題のある卵子の数を半分以下に減らせることが分かったのです。
不思議なことに、プトレシンは胎児には毒性があるとされており、多量に用いると大人の健康にも害があると言われているのです。このため、プトレシンの投与は今後、適切な量を慎重に探っていく必要がありますが、この問題が解決すれば非常に単純な手段で、女性の不妊を解消できる可能性があるとしています。

Blisstree ; Putrescine Fertility Water Could Keep Aging Eggs In Good Shape
http://www.blisstree.com/2012/11/28/live/