独身時代から生活習慣に注意を!
結婚して子どもが欲しいと思ったときにするのが妊活だが、独身だけど、いつかは自分の子どもが欲しいと漠然と思っている女性は多いはず。
しかし、赤ちゃんを産むために大切な卵子は年齢を重ねるごとに老化してしまう。さらには、妊娠しにくいカラダを生活習慣によって作り出してしまうこともある。
妊娠しやすい体を維持するために、いますぐ辞めたほうがよい習慣がラルーンのコラムに紹介されている。
(画像はイメージです)
体を冷やす習慣をやめる
平熱が35度台、汗をかきにくい、夏でも手足の先が冷たい、思い当たる方は、代謝が悪く、血のめぐりが悪くなっているかもしれない。
内臓が常に冷えていて、赤ちゃんを育む子宮も冷たくなっている可能性がある。子宮が冷えていると受精卵が着床しにくくなってしまう。
・シャワーではなく湯船につかる。
・カラダをしめつける下着や洋服をやめる。
・季節を問わず下腹部を温めるような服を着る。
・温かい飲み物や常温の飲み物を飲むようにする。
・ストレッチやウォーキングなど運動する。
・クーラーの効いた部屋にばかりにいない。
(ホームページより引用)
ということに気を付けよう。
良質な睡眠をとろう
睡眠の質が悪いと自律神経の働きが悪くなる。すると、ホルモンの分泌が悪くなり、低体温・血行の不良を招きます。さらには、寝覚めが悪い、熟睡できなくなることもある。
成長ホルモンの分泌を促し、健康の維持に大切な睡眠の時間帯は22時から2時までといわれている。この時間に寝るのが難しい場合は、少しでも早めに寝ることを心がけてみるとよいだろう。また、いつもよく眠れないからと週末などの休みにだらだらと寝だめすることも体には良くない。
適度な運動をしたり、朝日を浴びたりする方が乳酸の排出がよく、疲れが早く抜け自律神経を整える効果がある。
痩せすぎない!
特に太り気味でもないのに、肉を食べずに野菜だけしか食べない、カロリーを気にしすぎるといった極端な食生活はやめたほうがよい。
太り過ぎだけでなく痩せすぎも不妊の原因になる。痩せすぎると、生殖機能が停止してしまう可能性があるので、 無理なダイエットはせず、今のカラダの状態に合った方法をみつけ、栄養が不足しないような注意が必要だ。
続けられる運動習慣を!
健康のための運動習慣というと、ジョギングやジムでの運動などを連想してしまうことが多いが、ここでは毎日つづけられる「カラダを動かす習慣」のことをいう。
流産の原因として、筋力の低下が挙げられる。また、筋肉量が少ないとは基礎代謝が低くなり、その結果、食べると脂肪がつきやすくなり老廃物をため込みやすい体質になる。その結果、無排卵や無月経などを引き起こしやすくなる。
エスカレーターの代わりに階段の上り下りを行う。腹筋や背筋を鍛えるために姿勢を良くする。ヨガやストレッチなどを取り入れゆっくりと丁寧に筋肉や関節を伸ばす運動をおこなうとよいだろう。
定期的に婦人科検診を受ける
子宮内膜症や子宮筋腫など子宮の病気は不妊の原因として挙げられる。このような病気の早期発見のために、定期的な婦人科検診を受けるとよいだろう。
独身の女性の方の中には、まだ必要ないと思われる方は多いと思うが、普段の何気ない生活習慣が知らず知らずのうちに妊娠しにくい体質をつくっているかもしれない。
妊活は健康な体作りそのものであるので、いつかは産みたいと思っている女性なら、ゆっくり少しずつでも生活習慣を改めてみるとよいだろう。

ラルーン
http://sp.lalu.jp/article/show/aid/1868.html