夫婦そろっての検査を受けやすく
「千葉日報ウェブ」の報道によると、千葉県浦安市が2014年度より少子化対策の一環として「男性の不妊検査」を対象にした独自の助成制度を創設したという。
一般的に不妊の半分は男性に原因があるケースだとされているが、これまでは男性の不妊検査に対する助成はなかった。浦安市の健康増進課は、今回の助成制度を
「不妊に対する負担を女性だけが背負っている場合が多いが、男性も助成対象とすることで、夫婦そろって検査を受けやすくする狙い」
(千葉日報ウェブより)
であるとコメントしている。
助成対象は4月の検査から
浦安市では10月をめどに助成率などの枠組みを決定し、今年4月からの検査分にさかのぼって助成を行う方針だという。
千葉県では現在、費用が高額な「特定不妊治療」に限り費用の一部助成を行っている。浦安市では県の助成に上乗せする形で助成を行うことで不妊に悩む夫婦の負担を軽減する方針であるという。
また千葉県では、治療助成のほかに県内4ヶ所の福祉センター(保健所)での不妊相談も無料で実施している(要事前予約)。一般的な不妊に関する相談は、電話でも受け付けている。

千葉県特定不妊治療費の助成/浦安市ホームページ
http://www.city.urayasu.chiba.jp