妊活は「情報戦」
「妊活」をはじめるにあたって重要なのが情報の収集。だが現代は情報があふれており、どのように情報を集めてよいのかわからない人もおおいのではないだろうか。「プレジデント・オンライン」では「妊活バイブル」などの著書もある少子化ジャーナリスト・白河桃子氏による「妊活情報の集め方」を紹介している。
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個人ブログは「個人の体験」
読んでいて励みや癒しになり、不妊治療などを考えている人には「不妊治療はこういうもの」だと知るきっかけになる個人ブログだが、妊娠は大変個人差が大きく、ブログ作者の体験がそのまま自分にもあてはまるとは限らない。あくまでも「個人の体験」であることを念頭に置いて読むことが重要だ。また、「妊活情報サイト」と銘打っていても実質はサプリメントなどの「広告サイト」である場合もあるので注意。
クリニックサイトは「情報開示」のしかたに注目
不妊治療は保険のきかない「自由診療」となるので、お金もそれなりにかかるもの。個人経営クリニックのサイトを閲覧するときは「どのような治療にどれぐらいお金がかかるのか」を明確に情報開示しているかをチェックすると、受診前の安心につながる。
大病院や大学の情報は「中立的」
クリニックのサイトは治療へと誘導する内容が含まれているが、国公立、私立の病院、大学や研究機関の医師が発信しているサイトの情報は中立的なものとなる。白河氏も、国立成育医療研究センターの齊藤英和医師と共同で「産むと働くの授業」という動画で情報を発信している。
記事ではインターネットの情報収集以外に、妊活中の人にお勧めの書籍、新聞なども紹介されている。白河氏は
後から「知っておけばよかった」と後悔しないように、情報は、ぜひ自分から取りに行きましょう。
(プレジデント・オンラインより)
と呼びかけている。

「産むと働くの授業」
https://www.youtube.com/playlist?list=UUlYVEwTUg6lwJfrsQ2S-8vw