40代での妊娠・出産は難しい?
一般的に40代での妊娠・出産は想像以上に困難である。ある一定期間において女性が妊娠に至る可能性を調査したところ、30代では20%であるのに対し、40代では5%となった。
30代前半より卵子の質が徐々に低下し始め、妊娠30代後半には急速に低下するため、妊娠できる能力も衰えてくる。
さらに閉経周辺期では卵子の質は著しく低下し、妊娠できる能力も急激に減少する。たとえ子供を授かったとしても、流産のリスクが高まる。
(画像はDonor Egg Bank USAより)
男女の年齢に起因するリスク
自閉症や精神分裂症の発症要因として、男性の年齢は関係性がないと考えられている。(全体で150人に1人、50歳以上の男性は100人に1人)
一方で、ダウン症のような染色体異常が起こる確率は女性の年齢に大きく影響する。染色体異常は、女性の年齢にともなう卵子の質の低下によって引き起こされる。
ダウン症の発症率は25歳の女性では1000分の1であるが、44歳の女性では30分の1となる。
卵子提供により、年齢に関係なく妊娠可能となる
不妊治療を受けている40歳女性のうち、自分の卵子で妊娠に至る可能性は25%である。43歳には10%となり、44歳には1.6%まで減少する。
一方で、卵子提供による体外受精では年齢に関係なく妊娠に至る可能性は高まり、年齢とともに妊娠できる能力が減少することはない。
卵子提供を受けた40歳女性が妊娠に至る可能性は約45%であり、自然妊娠により子供を授かった若い世代の女性よりも高い数値なっている。
また、閉経周辺期、あるいは閉経後でも、卵子提供では妊娠が可能となり、流産などのリスクも減る。
卵子提供に関する倫理的問題
卵子提供により子供を授かるうえで、卵子提供者は遺伝子学的な提供者(卵細胞、DNA)である。しかしながら、生物学的環境では妊娠・出産を経験した女性が母親となる。
卵子提供バンク(Donor Egg Bank USA)における不妊治療
卵子提供バンク(Donor Egg Bank USA)では国内屈指の専門家150人以上が「凍結卵子提供プログラム」を展開し、アメリカ・カナダの医療機関60か所以上で利用できる。
妊娠成功率を上げるために、凍結卵子を通常の体外受精より短いサイクルで受精卵移植する。
妊娠に至らなかった場合は「100% Assured Refund Plan TM」という経済的保証を適用する。卵子提供バンク(Donor Egg Bank USA)は凍結卵子による不妊治療を行い、世界中の患者を受け入れ可能である。

GlobeNewswire
http://globenewswire.com/Donor Egg Bank USA
https://www.donoreggbankusa.com/