過去20年で74%が希望通りの女子出産
著書「男の子・女の子が生み分けられる」を出版している、杉山四郎氏が院長を務める「杉山産婦人科」では、赤ちゃんの男女生み分けの指導を行っています。
生み分けを行う場合、男の子より妊娠しにくいといわれる、女の子を希望している患者さんの74%が希望通りの出産をする実績を持っています。
(画像はイメージです)
タイミングで生み分ける
医療技術の進歩により、現在では着床前の受精卵の染色体を調べて男女の生み分けをする、ということができるようになっています。(着床前診断は、日本では一般的には認められていません。)
しかし、杉山産婦人科ではこのような高度医療に頼るのではなく、主に性交のタイミングを調節することによって、男女の生み分けをする方法を指導しています。
男の子は排卵当日、女の子は2日前
性交のタイミングによる生み分けでは、
男の子を希望するときは排卵日当日、女の子を希望するときは排卵日の2日前が性交のチャンスです。
その理由は、頚管(子宮と膣を結んでいる部分)の粘液のPHの状態の変化と、精子の性質の関係にあります。頚管粘液は排卵日当日が最もアルカリ性が強く、排卵日の2日前は酸性が強い状態にあります。
また、男の子が生まれるY精子は酸性に弱く、女の子が生まれるX精子は酸性に強い性質があります。
このため、排卵日の2日前に性交をすると、排卵日までの2日間の間に酸性に弱いY精子はある程度、自然に淘汰されてしまい、X精子が多く残るため女の子が生まれやすくなるというわけです。
反対に排卵日当日の場合は、頚管粘液がアルカリ性であるためY精子も生き残り、卵子にたどり着くスピードがY精子の方がX精子よりも早いため、男の子が生まれやすくなるのです。
ただし、このタイミングによる生み分け法は「絶対」ではありません。杉山産婦人科のホームページでは、次のようなメッセージが載せられています。
当院で指導しております男女生み分け法は、性別(生命)の選別に使用されるものでもなく、ご妊娠ご出産というご夫婦お二人のお子様誕生に向けた大きな希望と期待の中で行われていくことを切望しております。(引用:杉山産婦人科「生み分けのご案内」より)

杉山産婦人科
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