多くの人が不安「いくつまで妊活できるのか」
女性向け情報サイト「マイナビウーマン」の連載コラム「産むために必要なカラダづくり」で、2014年4月7日に「妊娠のタイムリミット」に関するコラムが掲載された。
(画像はイメージです)
記事では東邦大学医学部准教授の片桐由起子医師に取材。「35歳をすぎると妊娠力が下がるといわれる理由」や、「自分に残された卵子の数を知る方法」について紹介している。
35歳すぎたら注意信号、ラストチャンスは42歳
記事によると、卵巣機能の低下がはじまり、婦人科系の異常や合併症、受精卵の異常が増加しはじめる年齢が35歳ごろ、妊娠が期待できるのは41歳から42歳ごろまでで、45歳をすぎての妊娠成功はきわめてまれになるという。
卵子の数を調べる検査
「AMH(アンチミューラリアンホルモン)」という、発育途中の卵胞のまわりにある細胞から分泌されるホルモンの値をはかる血液検査によって、体内に残された卵子の量を推測することが可能。
AMH検査は、元は排卵誘発剤の反応を推測したり、治療方法を選択する際に行われる検査だったが、最近は未婚女性の間でも「将来の妊娠力」を知る方法として注目されているという。
記事ではこのほかに、卵子の減少を食い止める方法についても紹介している。

産科婦人科学講座 片桐 由起子 准教授/東邦大学 男女共同参画推進センター
http://www.danjo.toho-u.ac.jp