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子宮内胎児発育遅延における胎盤中の遺伝子パターンードイツの研究から

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子宮内胎児発育遅延における胎盤中の遺伝子パターンードイツの研究から

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子宮内胎児発育遅延
子宮内胎児発育遅延とは子宮内で通常よりも胎児の発育が遅延したり、止まってしまったりすることを言います。

子宮内胎児発育遅延
(画像はイメージです)

母体側の理由、胎児側の理由など色々な原因が言われていますが、不明なものも少なくありません。

そこで2014年に「Journal of Maternal-Fetal and Neonatal Medicine」に発表されたドイツの研究では、胎盤中の遺伝子のエンドグリンパターンを調べたそうです。

エンドグリンとは血管新生に対するタンパク質で妊娠高血圧腎症とも関係があると言われています。

エンドグリンと子宮内胎児発育遅延
101人の子宮内胎児発育遅延の妊婦さんと正常な140人の妊婦さんを調べた結果、子宮内胎児発育育児の妊婦さん達は、明らかにエンドグリンの遺伝子が多く発現されており、そのためエンドグリンタンパクも明らかに胎盤中に高いレベルで確認されたそうです。

男児と女児ではそのレベルには変わりがなく、子宮内胎児発育遅延の重症度とも関係ありませんでした。

結論として
胎盤中にエンドグリン遺伝子の発現が増えることは、心臓系の機能不全を起こし、これが慢性の、命に関わる低酸素状態を招く可能性があるため(これが血管新生を刺激する)、子宮内胎児発育遅延の原因となっているのではないか、と筆者らは述べています。
編集部 C-NZ


外部リンク

Placental gene expression patterns of endoglin (CD105) in intrauterine growth restriction
http://informahealthcare.com/


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