切迫流産
切迫流産は流産になりかけている状態のことをいい、妊娠22週未満に子宮出血があると診断がつくそうです。それに対して流産とは妊娠22週未満に妊娠が終わってしまうことをいいます。
(画像はイメージです)
切迫流産が起きた場合は、有効な薬はないため、現在のところ安静にすることが一番の対処法といわれています。
流産へ移行するリスク
2013年に「Singapore Medical Journal 」に発表されたシンガポールの研究では、様々な方向から、切迫流産から流産へ移行するリスクを調べたそうです。
157人の、妊娠5から10週の間に経膣出血を起こした女性を調査した結果、25.9%の女性が流産を起こしたそうです。殆どが出血から2週間以内の出来事だったとのことです。
34才以降の女性の場合それ以下の女性よりも流産しやすく、パートナーの年齢が高い(41才以上)女性も流産しやすかったそうです。
結論として
切迫流産を起こした高齢の妊婦は、流産に移行する可能性が高く、パートナーが高齢の場合更に可能性は高いと,筆者らは結論づけています。
編集部 C-NZ

A prospective study of risk factors for first trimester miscarriage in Asian women with threatened miscarriage
http://europepmc.org/