Google+
妊活・卵活ニュース
 妊活・卵活ニュース

血清抗ミュラー管ホルモン値が低いと精液の質も低下する

着床前診断
産み分け
カラダ
不妊治療
社会
書籍
その他
新着ニュース30件






























血清抗ミュラー管ホルモン値が低いと精液の質も低下する

このエントリーをはてなブックマークに追加
血清抗ミュラー管ホルモンと精液の質
2月28日、コペンハーゲン大学病院(オランダ)の研究チームは、「BMC Medicine」にて、男性不妊において、血清抗ミュラー管ホルモン(AMH)と精液の質には関連性があると発表した。

男性の場合、抗ミュラー管ホルモンは精巣のセルトリ細胞(精子形成を補助する細胞)で産生される。胎児期の男児では、性発達において抗ミュラー管ホルモンの分泌が非常に重要である。

今回、血清抗ミュラー管ホルモン値が低い不妊男性では、精液の質は低下することが認められた。あわせて、ビタミンDには、抗ミュラー管ホルモン転写を活性化し、精液の質を改善する効果はないと報告された。

抗ミュラー管ホルモン
ビタミンDが抗ミュラー管ホルモンに与える影響
研究チームは、オランダの医療機関にて不妊男性307人を対象に、ビタミンDが抗ミュラー管ホルモンに与える影響を検証した。

ビタミンD投与グループ(300000IUコレカルシフェロール単回投与、150日間1日あたり1400IUコレカルシフェロールとカルシウム500mg投与)とプラセボグループにおいて、血清抗ミュラー管ホルモン値、血清抗ミュラー管ホルモン値と性腺機能における関係性を比較した。

不妊男性において血清抗ミュラー管ホルモンと精液の質には関連性が認められ、抗ミュラー管ホルモンが低い不妊男性は、精子濃度、精子数、精子運動率、インヒビンB/FSH比(AMH/FSH比)が顕著に低く、精巣サイズは小さくなった。

一方、血清抗ミュラー管ホルモンが高い不妊男性と比べて、卵巣刺激ホルモン(FSH)は高くなった。

また、これまで、ビタミンDには抗ミュラー管ホルモン転写を活性化し、精液の質を改善する効果があるといわれてきた。しかしながら、今回、そのような効果はビタミンDに確認されなかった。

(画像はBMC Medicineより)


外部リンク

BMC Medicine
https://bmcmedicine.biomedcentral.com/


Amazon.co.jp : 抗ミュラー管ホルモン に関連する商品
  • 生殖補助医療では先天性心疾患リスクが高くなる(9月30日)
  • 妊娠中の短時間睡眠は子供の神経発達遅延リスクを高める(9月30日)
  • 夫婦の妊娠前の体重によって妊活期間が決まる(9月24日)
  • 受精後3日目と5日目の胚移植では妊娠可能性が同じである(9月23日)
  • 喘息は出生率に影響を及ぼさない(9月17日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->
    記事検索
    妊活基本情報



    お問い合わせ