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凍結融解胚移植において最適なタイミングとは?

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凍結融解胚移植において最適なタイミングとは?

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凍結融解胚移植における適切な時期・時間
10月28日、ニューサウスウェールズ大学(オーストラリア)の研究チームは、「Human Reproduction」にて、修正自然周期の単一凍結融解胚盤胞移植(正倍数性)において、着床の窓はhCGトリガー後156時間から164時間であると発表した。

着床の窓とは受精卵が子宮内膜に着床できる時期であり、このタイミング内で正倍数性の単一凍結融解胚盤胞移植を行った場合、タイミング外での胚移植と比べて出生率が高くなった。

ただし、自然周期凍結融解胚移植では着床の窓が広がり、より広い範囲の時間間隔にて出生率が同等になった報告された。

着床の窓
単一凍結融解胚盤胞移植における着床の窓と出生率の関係性
凍結融解肺移植の出生率を高めるうえで、胚移植のタイミングは非常に重要である。排卵後の胚移植タイミングと採卵後の成長を一致させることで受精・着床の可能性は増す。

自然周期の着床の窓は排卵後116時間から124時間(プラスマイナス4時間)であり、修正自然周期(プラスマイナス4時間)の場合、156時間から164時間に相当する。

これは排卵がhCGトリガーから約40時間で起こり、自発的なLHサージ(排卵を誘発する黄体形成ホルモンが突然、大量に分泌されること)開始後の排卵は24時間から56時間まで変化するとためといわれる。

今回、研究チームは、2015年5月から2019年2月の期間、正倍数性の単一凍結融解胚盤胞1170個を対象に栄養外胚葉生検と着床前診断(PGT)を用いて解析を行い、単一凍結融解胚盤胞移植における着床の窓と出生率の関係性を検証した。

胚移植タイミングを変えて結果を比較したところ、着床の窓が開いている時に胚移植を行った場合、着床の窓が閉まっている場合と比べて、黄体形成ホルモン分泌量が増して出生率が高くなることが認められた。

(画像はHuman Reproductionより)


外部リンク

Human Reproduction
https://academic.oup.com/


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