原因不明の不妊カップルの相互関係
10月1日、イギリスの研究チームは、「Cureus Journal of Medical Science」にて、原因不明の不妊症において、プロラクチンは精子の前進運動率および正常形態率と逆相関関係にあると示した。
今回、女性のプロラクチンは、パートナーである男性の精子の前進運動率および正常形態率と一貫して逆相関関係にあると報告された。
女性の生殖ホルモンと男性の精液における関係性
研究チームは、アインシャムス大学病院(エジプト)にて2018年10月から2019年4月の期間に実施された横断的二次解析を用いて、原因不明の不妊カップル70組を対象に、女性の生殖ホルモンと男性の精液における関係性について検証した。
女性ホルモン(卵胞刺激ホルモン(FSH)、黄体形成ホルモン(LH)、プロラクチン、エストラジオール(E2)、甲状腺刺激ホルモン(TSH))、精液の質(精液量、精子濃度、総精子数、運動率、前進運動率、正常形態率)に基づき評価したところ、プロラクチンは、精子の前進運動率ならびに正常形態率と負の相関を示した。
女性のプロラクチンが増加すると、男性の精子の前進運動率と正常形態率は低下するという。ただし、これは、プロラクチンが精液の質を直接的に変化させることを意味しているわけではない。
(画像はプレスリリースより)

Cureus
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