出生前の喫煙曝露による影響
2月16日、アメリカの研究チームは、「Circulation」にて、妊娠中の喫煙は、子供の高血圧リスクと関連していることが示された。
妊娠中の喫煙と子供の血圧における関係性
小児期の血圧と成人期の血圧には強い関連性があるといわれる。小児高血圧を含み、小児期の血圧が正常範囲より高い場合、成人期の高血圧リスクは高まる。また、幼少期の血圧に影響を与える要因として、妊娠期の喫煙が挙げられる。
そこで今回、研究チームは、1999年から2020年に誕生した子供13120人を対象に、母親の自己申告や医療記録による妊娠中の喫煙習慣、子供(3~18歳)の血圧に基づき妊娠中の喫煙が子供の血圧に対して与える影響について調査した。
自己申告による妊娠中の喫煙習慣より、妊娠中の喫煙は、子供の拡張期血圧の上昇および高血圧リスクの増加と有意に関連していた。
妊娠中に尿中コチニン濃度が高かった母親の子供では、血圧Zスコアが上昇し、高血圧リスクも高まる傾向がみられたという。なお、この関連性は子供の性別によって異なり、男児に比べて女児は強く、年齢に伴い増加する傾向があった。
(画像はCirculationより)

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