赤ちゃんを授かるために
7組に1組のカップルが不妊症に悩むと言われている。不妊は、不妊治療に伴うストレスや焦り、まわりの心無い言葉による悲しみ、不妊や不妊治療の失敗による自己否定など感情面に大きく影響を与える。
しかしながら、人間は生殖能力で判断されることはなく、不妊によって男性や女性の自己価値が決まるわけではない。
また、不妊治療には、まわりの協力が必要不可欠である。専門家によると、家族や友人より不妊に対する理解や協力が得られると、不妊治療の成功率が高まるという。
不妊治療の鍵
不妊の改善には、不妊治療と合わせて適度の運動、健康的な食生活、良質な睡眠、適切な体重や体型維持が求められる。
なかでも、パートナーとの関係性が不妊治療の結果を大きく左右する。赤ちゃんを望む以上に、パートナーと不安、悲しみ、怒りなどの感情を共有し、愛を育むことが重要であるという。
以下、パートナーと良好な関係性を保ち、不妊問題を乗り切るための鍵を列挙する。(EVANSTON REVIEWより)
・自分やパートナーを責めない
・パートナーや家族などと自身の不安を共有する
・パートナーに対して素直に自身の感情を表現する
・パートナーの話に耳を傾ける
・不妊問題に対して、まわりの協力や理解を得る
・パートナーと一緒に計画をたてる
赤ちゃん作りを後押しする鍵
不妊治療の専門医ニコル・ガーバー医師(Nicole Gerber)も、パートナーとの関係性は日常生活から性行為まで大きく影響を与えると述べている。ガーバー医師は、赤ちゃん作りを後押しする鍵を4つ挙げている。
・パートナーとの絆を深める
・雰囲気作りに努める
・パートナーと共通の趣味などを見つける
・一定期間、性行為を休む
最後に、結婚や夫婦の意義を見失うことなく、パートナーと共に不妊問題の改善に取り組むことが大切だと言えるだろう。
(画像はイメージです)

XPOSE entertaiment
http://www.tv3.ie/EVANSTON REVIEW
http://www.chicagotribune.com/suburbs/Dr. Nicole Gerber
https://therapists.psychologytoday.com/