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不妊の女性に、抗精子抗体が出来てしまう頻度ーイラクの研究から

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不妊の女性に、抗精子抗体が出来てしまう頻度ーイラクの研究から

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抗精子抗体とは
不妊カップルのうち、10から20%は原因不明ですが、そのうちの9から36%は抗精子抗体が原因ではないかと言われています。

抗精子抗体
(画像はイメージです)

抗精子抗体は免疫に関与するタンパク質で、精子の動き、受精能力、受精、そして受精卵の着床などを阻害します。

抗精子抗体は、特定の精子抗原(免疫に関与するタンパク質)に対して発達し、血液中や卵胞内、そして子宮頸部の分泌液中で検出されています。

抗精子抗体と不妊の関係
2011年に「Journal of Reproduction & Infertility」に発表されたイラクの研究では不妊の女性45人の子宮頸部と血中の抗精子抗体の分泌と、血中の免疫抗体を調べたそうです。

その結果、不妊の女性のうち62.2%の子宮頸部と64.4%の血中に抗精子抗体が確認され、これは不妊ではない女性の結果とは大きく異なるものでした(3.3%の子宮頸部と3.3%の血中)。

血中の免疫抗体のうち、IgGとIgAも不妊の女性では、不妊ではない女性と比べて大きく増加したそうです。

結論として
著者らは、免疫反応と、抗精子抗体は、不妊に関与しているのではないか、と結論づけました。

原因不明と言われていたことの多くは免疫が関与していたのかもしれない、というのは大変興味深いことですね。

編集部 C-NZ


外部リンク

Journal of Reproduction & Infertility
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/


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