不妊治療で流産を何度も経験
映画「X-メン」のウルヴァリン役や、新作映画「レ・ミゼラブル」などの出演で知られるオーストラリア人俳優のヒュー・ジャックマンが、トーク番組で不妊治療を行っていたことなどを告白した。20日付のTVグルーヴ・ドット・コムが報じている。
(出典元:Amazon 公式サイトより)
ヒューが不妊治療を行っていたことなどを赤裸々に告白したのは、人気トーク番組の「Katie」。番組の中でヒューは、自身のTVデビュー作となった「Correlli」で共演したデボラ=リー・ファーネスと1996年に結婚し、体外受精など辛い不妊治療を受けたが、不妊治療がいつも流産という結果に終わってしまい、度重なる流産で自分たちの心がボロボロになってしまったと、当時の心境を余すことなく告白した。
さらに流産について、ヒューは
「何か話しちゃいけないことのように感じるけど、流産について語ることは良いことだと思うんだ。誰にでもありうることだし、辛い経験だし、喪失感で悲嘆に暮れる時期を過ごさないといけないんだ」
と、不妊治療を味わったものでしか分かり得ない苦しみや、流産のショックをどう受け止めていたかも語っている。
流産を受け止め次のステップへ
現在、ヒューとデボラは、二人の養子を迎え、幸せな家庭を築いているが、養子を迎えたのは、自分たちで子供をつくることが出来ないからではなく、迎える時期は特に決まっていなかったが、ずっと前から養子を欲しいと思っていたことが一因となっていると語った。
不妊治療を続ける上で、流産は多くの患者が経験する厳しい試練の一つと言える。次のステップに進むためにも、ヒューが語っているように「誰にでもありうること」と理解して、流産した自分を責めることなく、前向きな気持ちで不妊治療を続けていって欲しい。

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