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名門大学学生に卵子提供の勧誘でブーイング 英国

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名門大学学生に卵子提供の勧誘でブーイング 英国

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名門大学の大学生を卵子ブローカーが勧誘
英国の名門、ケンブリッジ大学の学生に対して、高額の報酬を支払うとした卵子ブローカーに非難が集まっているそうです。4月になって、同大学のキャンパス内に、卵子提供を呼びかけるパンフレットが置かれました。

卵子提供
パンフレットには、
卵子を提供してくれる「この世のエンジェル」を探しています。

とのキャッチコピー。協力者には750ポンド、約10万円の謝礼が支払われるそうです。

チラシを作った、アルトゥルイ(Altrui)は、2年前に開業した卵子ブローカーです。しかし、パンフレットには、同社が利益を求める一企業で有り、実際卵子提供を望むカップルにドナーを見つける手数料として、1200ポンドを請求することには明確には触れていません。

この上、卵子提供代として「提供者の収入アップ」に相当する750ポンドを加算すると、実際の体外受精のプロセスに入る前に、2000ポンド(25万円程度)を上回る金額となるのです。

卵子への支払いは受けられないが、収入は得られる
同社のサイトでは、
「英国で卵子提供に関して金銭を受け取ることは違法です。ただし、交通費や卵子提供のための休職などで受け取ることができなかった賃金、その他の出費の代償を、一定の範囲内で受け取ることは認められています。」

としています。

また、専門家は、卵子提供のためには、排卵誘発剤を服用することになるが、こうした薬物を健康な女子学生が用いるリスク、副作用などについては一切説明していないことも指摘しています。

アメリカでは、ドナーへの支払いはすでに定着しており、ある調査では3分の1の女性が、複数回の卵子提供を行い、クレジットカードなどの精算をしているという事実もあるそうです。

遺伝情報を商品価値とするのは倫理的にNG
しかしながら、知能や容姿など提供者の遺伝的要素に目をつけての支払いは、金銭主義の商売であり、倫理的に認められることではないというのが多くの人の意見です。イギリスでは、2005年に提供者の特定できない精子や卵子の提供を禁止したことで、逆に提供者の遺伝情報が確定できるようになり、そこに目をつける業者が出てきたのでしょう。

どんな遺伝子を持っているかよりも、どれほど望まれてこの世に産まれてくるかのほうが、幸せの尺度としては重要な気がしますが、いかがでしょう。

外部リンク

Mail Online ; Fertility firm offers Cambridge University girls £750 for eggs
http://bit.ly/M5BLuR

Altrui
http://www.altrui.co.uk/


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