Google+
妊活・卵活ニュース
 妊活・卵活ニュース

自己免疫疾患は妊娠に伴うリスクを大きくする

着床前診断
産み分け
カラダ
不妊治療
社会
書籍
その他
新着ニュース30件






























自己免疫疾患は妊娠に伴うリスクを大きくする

このエントリーをはてなブックマークに追加
自己免疫疾患が妊娠に与える影響
3月5日、バーミンガム大学(イギリス)の研究チームは、「BMC Medicine」にて、自己免疫疾患に罹患している女性は、有害な妊娠転帰リスクが大幅に増すと発表した。

自己免疫疾患
自己免疫疾患と有害な妊娠転帰における関係性
妊娠適齢期の女性において、自己免疫疾患の有病率は高い。

そこで今回、研究チームは文献データベース「Medline」「Embase」 「Cochrane」(2023年12月まで)を用いてスクリーニング、データ抽出、AMSTAR 2による質評価を行い、自己免疫疾患と有害な妊娠転帰における関係性を検証した。

研究論文32文献(自己免疫疾患に関する文献12件、有害な妊娠転帰に関する文献16件を含む)を分析したところ、シェーグレン症候群や全身性エリテマトーデスに罹患した女性では流産リスクの増加が認められた。

1型糖尿病や全身性エリテマトーデスでは子癇前症(妊娠高血圧腎症)リスクが高まり、早産と関連性があると報告された。1型糖尿病の場合、死産リスクや在胎不当過小児(在胎数週に対して小さい)リスクが増加するという。

また、過敏性腸炎では妊娠糖尿病リスク、全身性強皮症やセリアック病では子宮内発育不全(子宮内胎児発育遅延)リスクが上昇すると報告された。

これより、自己免疫疾患は妊娠に影響を及ぼし、有害な妊娠転帰リスクが大きくなるといえる。なお、自己免疫疾患による有害な妊娠転帰を軽減するには更なる研究が必要とされる。

(画像はBMC Medicineより)


外部リンク

BMC Medicine
https://bmcmedicine.biomedcentral.com/


Amazon.co.jp : 自己免疫疾患 に関連する商品
  • 多嚢胞性卵巣症候群は精神状態や腸内細菌叢に影響を及ぼす(4月23日)
  • トリガー日のエストラジオールは新鮮胚移植の結果に対して劇的な影響を与えることはない(4月23日)
  • 母親の糖尿病は子供の注意欠如多動症リスクに影響を与える(4月15日)
  • トリガーの日の血清プロゲステロン濃度が凍結融解胚移植の出生率に影響を与える(4月12日)
  • 腎機能低下は男性不妊リスクを高める要因になる(4月8日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->
    記事検索
    妊活基本情報



    お問い合わせ