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妊娠中の高熱には早めの対処を!子どもの自閉症・発達遅延のリスクが2倍以上に

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妊娠中の高熱には早めの対処を!子どもの自閉症・発達遅延のリスクが2倍以上に

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関係性を探る初めての研究
アメリカ・カリフォルニア大学の調査によって、妊娠中の高熱を放置してしまうことによって、産まれてくる子どもが自閉症・発達遅延になるリスクを高める可能性があるということがわかりました。Journal of Autism and Developmental Disordersが5月23日に発表しました。

アメリカでは、6人に1人の子どもが何らかの発達障害を持っています。以前から、高熱によって発生する炎症が、胎児の脳の発達に影響を及ぼしているのではないかと考えられていました。そして今回の調査によって、それがしっかりと証明されたのです。

妊娠
リスクが2倍以上に
調査の対象となったのは、カリフォルニアで産まれた1,112人の2~5歳の子どもたちです。そのうち538人が自閉症、163人が発達遅延、残りの421人は順調な発達を見せていました。

そして子どもたちの母親に対して、妊娠中にインフルエンザにかかったことや高熱を出したことがあるかどうか、もしあるとしたらどのような対処をしたか、という点の調査が行われました。

調査の結果、まず、妊娠中のインフルエンザは自閉症・発達遅延のリスク上昇には関わっていませんでした。しかし、妊娠中の高熱は、高熱を出さなかった場合に比べて、自閉症のリスクを2.12倍、発達遅延のリスクを2.5倍も上昇させていたのです。

ただし、高熱が出てもすぐに解熱剤を飲んだ場合には、このリスク上昇は見られませんでした。

家に解熱剤の常備を
今回の調査を進めたOusseny Zerbo氏は、次のように述べています。

妊娠中の女性は、高熱が出たらすぐに解熱剤を飲むことを推奨します。そして、もしそれでも熱が続くようなら、病院で治療を受けるようにしてください。


高熱が出たときは、放っておいてはダメということですね。解熱剤を家に常備しつつ、そもそも風邪を引かないように健康的な生活を送りたいものです。


外部リンク

Journal of Autism and Developmental Disorders
http://www.springerlink.com/content/x7602q07w228t313/


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