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血清キスペプチンは流産のバイオマーカーとしては不十分である

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血清キスペプチンは流産のバイオマーカーとしては不十分である

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血清キスペプチン濃度による流産予測
11月8日、復旦大学(中国)の研究チームは、「Journal of Assisted Reproduction and Genetics」にて、凍結融解胚移植後21日目と28日目の血清キスペプチン濃度は流産の予測値としては不十分であると指摘した。

キスぺプチン
凍結融解胚移植における妊娠初期の流産を予測できるか
キスペプチンは、妊孕性(妊娠するための力)を判別するバイオマーカーになる。

そこで今回、研究チームは、2019年5月から12月の期間、凍結融解胚移植を受けた女性178人(初期流産21人、単胎妊娠157人)を対象に血清サンプルを採取し、血清キスペプチン濃度を血清hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)濃度と比較して凍結融解胚移植における妊娠初期の流産を予測できるか判断した。

凍結融解胚移植後14日目、21日目、28日目の血清キスペプチン濃度ならびに血清hCG濃度を測定したところ、初期流産を経験した女性群は、妊娠群より胚移植後14日目と28日目の血清キスペプチン濃度が著しく低くなった。

一方、胚移植後14日目の血清キスペプチン濃度において差異は確認されず、流産と妊娠継続を区別できなかったという。

また、21日目と28日目の血清キスペプチン濃度は、血清hCG濃度と比較して流産の予測値が低く、流産の予測値としては不十分であった。

(画像はJournal of Assisted Reproduction and Geneticsより)


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