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妊娠前のストレスが妊娠中の心血管疾患リスクを高める

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妊娠前のストレスが妊娠中の心血管疾患リスクを高める

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妊娠前のストレスによる影響
1月4日、ENDOCRINE SOCIETYはプレスリリースにてアメリカの研究を取り上げ、妊娠前のストレスは妊娠中のハートヘルス(心臓の健康)に悪影響を及ぼすと発表した。

妊娠前はストレスに敏感になる時であるが、妊娠前のストレスによって妊娠中の心血管疾患リスクが増すという。なお、研究論文は「Journal of the Endocrine Society」に掲載されている。

ストレス
妊娠前のストレスと妊娠中の血中グルコース濃度における関係性
女性は男性よりストレスを感じやすい。特に、不妊に悩む女性は、多くのストレスを抱えている。しかしながら、健やかな妊娠・出産のためには母体の健康が不可欠であり、妊娠中の身体的・精神的な健康を保つことが重要になる。

そこで今回、研究チームは、マサチューセッツ総合大学不妊治療センターを受診した女性400人を対象に、妊娠前のストレスと妊娠中の血中グルコース濃度における関係性を検証した。

被験者の自己申告に基づき妊娠前のストレス度を分析し、妊娠後期に血中グルコース濃度を測定したところ、妊娠前のストレスと妊娠中の心血管の健康において負の関係が認められた。

妊娠前のストレス度が大きいほど妊娠中の血糖値が高まる傾向にあったという。なお、血糖値が高い状態が続く場合、心血管疾患リスクは増す。

また、子宮内授精で妊娠した女性は、体外受精で妊娠した女性に比べてストレス、血糖値が高かった。これより、子宮内授精は体外受精より苦痛を伴う可能性があり、治療の有効性が低いことが推測される。

さらに、ストレスや血糖値は、社会経済的地位の高い女性の方が高いこともわかった。研究チームは、健やかな妊娠・出産のために妊娠前のストレス軽減の重要性を強調する。ストレスを軽減するには、アルコールを避け、健康的な食生活、運動、周囲との交流を意識することが重要である。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ENDOCRINE SOCIETY
https://www.endocrine.org/


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