Google+
妊活・卵活ニュース
 妊活・卵活ニュース

妊娠期の喫煙は子供の健康に長期的影響を及ぼす

着床前診断
産み分け
カラダ
不妊治療
社会
書籍
その他
新着ニュース30件






























妊娠期の喫煙は子供の健康に長期的影響を及ぼす

このエントリーをはてなブックマークに追加
喫煙が子供に与える影響
ヘルシンキ大学(フィンランド)の研究チームは、「European Respiratory Journal」にて、妊娠期の母親が喫煙することにより、子供が成人後(31~46歳)に自閉症スペクトラム障害を発症するリスクが約1.5倍になると発表した。

特に、呼吸器症状のある、感受性遺伝子(多因子疾患の発症に関わる遺伝子)「RUNX-1」のキャリアではある場合、リスクは高まると報告された。

喫煙
妊娠期の喫煙と子供における大人の自閉症スペクトラム障害
これまで、タバコ煙への曝露は、子供の自閉症スペクトラム障害リスクを増加させることが認められている。今回、研究チームは、オウル大学(フィンランド)と国立健康福祉研究所の協力と得て、1966年に北フィンランドで誕生した5200人を対象に、出生後から46歳まで追跡調査を実施した。

調査を通して、妊娠期の喫煙と子供の自閉症スペクトラム障害リスクを検証したところ、妊娠期に母親が喫煙していた場合、子は、31歳から46歳の間に自閉症スペクトラム障害を発症するリスクが約1.5倍となった。

なかでも、呼吸器症状がある、感受性遺伝子(多因子疾患の発症に関わる遺伝子)「RUNX-1」を有する子では、自閉症スペクトラム障害の発症リスクは高まった。

研究チームは、妊活を検討している女性に対して、禁煙を強く推奨する。妊娠期に母親がタバコを吸わないことによって、子が成人後に自閉症スペクトラム障害を発症するリスクは軽減され、呼吸器系疾患を改善できる。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

UNIVERSITY OF HELSINKI
https://www.helsinki.fi/

Amazon.co.jp : 喫煙 に関連する商品
  • 妊娠中の抗精神病薬の服用と子どもの神経発達症に関連はない(3月23日)
  • 健康的な食生活を実践しているカップルは妊娠中の体重増加が抑制できる(3月23日)
  • 妊娠中のナッツ類摂取が子供の対人関係に肯定的な影響を与える(3月20日)
  • 自己免疫疾患は妊娠に伴うリスクを大きくする(3月13日)
  • 母親の肥満によって死産リスクは増す(3月11日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->
    記事検索
    妊活基本情報



    お問い合わせ