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BPAフリーのプラスチック製品であっても胎児に悪影響を及ぼす

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BPAフリーのプラスチック製品であっても胎児に悪影響を及ぼす

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BPAフリーのプラスチック製品による健康影響
ミズーリ大学の研究チームは、「Proceedings of the National Academy of Sciences」にて、BPAフリーのプラスチック製品であっても、脳発達を妨げ、人体に悪影響を及ぼすと発表した。

ここ数十年、複数の研究論文において、ビスフェノールA(BPA)は、極めて健康影響があると報告されている。動物モデル実験より初期の妊娠損失、胎盤疾患をはじめ、胎児の健康への否定的影響が確認されている。

それゆえ、これまで、ビスフェノールAは、ペットボトル、食品容器などのプラスチック製品に幅広く使用されてきたが、人体への悪影響がある理由からビスフェノールS(BPS)に代替された。

BPAフリー
胎盤とビスフェノールSによる影響
研究チームは、マウスの胎盤を用いて、ビスフェノールSによる影響を検証した。

ヒト、マウス共に、胎盤は胎児脳の発達に必要なセロトニンを主に分泌する。セロトニンは天然化学物質であり、感情・気分のコントロール、精神の安定、身体活動(睡眠、食事・消化など)に関与する。

また、胎盤は天然化学物質だけでなく合成化学物質にも応答する。身体は、合成化学物質を天然化学物質であると誤認識するが、化学物質にて作られた工業製品などの有害な影響を軽減することはできない。

化学物質は、胎盤のセロトニン分泌を減少させる。脳発達の重要な時期において、脳は、胎盤に対してセロトニン分泌を依存しているため、セロトニン量が減少すると、胎児脳の発達は停滞する。研究チームは、胎児がビスフェノールA、ビスフェノールSに晒されると、長期に亘って健康影響を受けると結論付ける。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

University of Mizzouri
https://news.missouri.edu/


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