Google+
妊活・卵活ニュース
 妊活・卵活ニュース

遺伝子変異によって女性不妊が生じる

着床前診断
産み分け
カラダ
不妊治療
社会
書籍
その他
新着ニュース30件






























遺伝子変異によって女性不妊が生じる

このエントリーをはてなブックマークに追加
女性不妊の要因とは
10月14日、中国の研究チームは、「Journal of Assisted Reproduction and Genetics」にて、B細胞転座遺伝子4(BTG4)のホモ接合変異によって受精卵の分割に異常が生じ、体外受精や顕微授精の失敗を招くと発表した。

通常、精子と卵子の受精後、受精卵は分割を繰り返しながら子宮内膜まで辿り着いて着床し、妊娠が成立する。今回、BTG4のホモ接合変異は、受精卵の分割異常、さらには、女性不妊の要因に成り得ると報告された。

なお、ホモ接合では形質を規定する遺伝子型が一致し、同一の遺伝子が2個揃っている固体をホモ接合体と呼ぶ。

遺伝子変異
ホモ接合変異と受精卵の分割異常
今回、研究チームが受精卵の発育不良による女性不妊患者を対象に次世代シーケンシング(NGS)およびサンガーシーケンス解析を実地したところ、BTG4のホモ接合変異が病原性多様体(疾患を引き起こす突然変異)であると特定できた。

これにより、研究チームは、受精卵の発育不良による女性不妊における遺伝子診断バイアスになると推測する。今後、HeLa細胞(ヒト由来の最初の細胞株)において、機能的影響を検証していくという。

(画像はJournal of Assisted Reproduction and Geneticsより)


外部リンク

Journal of Assisted Reproduction and Genetics
https://link.springer.com/


Amazon.co.jp : 遺伝子変異 に関連する商品
  • 母親の糖尿病は子供の注意欠如多動症リスクに影響を与える(4月15日)
  • トリガーの日の血清プロゲステロン濃度が凍結融解胚移植の出生率に影響を与える(4月12日)
  • 腎機能低下は男性不妊リスクを高める要因になる(4月8日)
  • 妊娠中の魚摂取量は子供の心疾患リスクに影響を与えない(4月4日)
  • 抗てんかん薬「トピラマート」によって子どもの自閉スペクトラム症リスクが増加する可能性はない(3月30日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->
    記事検索
    妊活基本情報



    お問い合わせ