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母体の胎児に対する免疫寛容システムには胸腺にある細胞の存在が欠かせない

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母体の胎児に対する免疫寛容システムには胸腺にある細胞の存在が欠かせない

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母体の免疫システムと流産における関係性
7月16日、カリフォルニア大学サンフランシスコ校の研究チームは、同大学のプレスリリースを通じて、母体の免疫システムと流産における関係性を明らかにした。

母体の胎児に対する免疫寛容システム(異物として胎児を排除しないようにするシステム)において、胸腺髄質上皮細胞に発現する細胞の存在が不可欠であるという。この細胞には、母親の免疫システムに対して胎盤や胎児へ攻撃しないように教育する働きがあると推測される。

なお、研究論文は、「Science Immunology」に掲載されている。

免疫寛容システム
免疫寛容システムとeTAC細胞の働き
今回、研究チームは、母親の免疫システムが流産を引き起こすメカニズムに照準を合わせ、マウスを用いた動物モデル実験を行った。

妊娠マウスが胸腺髄質上皮細胞に発現する細胞「eTAC(extra-thymic Aire expressing cell)」を有さない場合、流産可能性が2倍となり、多くのケースでは、母体で胎児が成長・発育することが難しかった。

マウスを用いた動物モデル実験を通じて、免疫細胞サブセット(免疫細胞の一部)に、母親の免疫システムである自己反応性T細胞に対して胎盤や胎児へ攻撃しないように教育する働きがある可能性が確認された。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

UCSF
https://www.ucsf.edu/


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