Google+
妊活・卵活ニュース
 妊活・卵活ニュース

調理による焦げ目や食品・飲料の糖が妊娠に影響を与える

着床前診断
産み分け
カラダ
不妊治療
社会
書籍
その他
新着ニュース30件






























調理による焦げ目や食品・飲料の糖が妊娠に影響を与える

このエントリーをはてなブックマークに追加
食事が生殖能力に与える影響
これまで、妊活中など妊娠前と食事内容が生殖機能・能力に与える影響における関係性は立証されてきた。今回、ハドソン医学研究所の研究チームは、「Human Reproduction」にて、糖を含む食品・飲料と加工食品の組み合わせが終末糖化産物(AGE)を作り、女性の生殖能力に大きな影響を与えると発表した。

特に、肥満女性の場合、AGEにより子宮の炎症が引き起こされると報告されている。子宮の炎症は妊娠率を低下させ、妊娠合併症の発症率を高める。

AGE
AGEとは
AGEとは焦げ目がついた肉、こんがり焼いたトーストなど、食品に含まれるタンパク質と糖が加熱調理(焼く・揚げる・炒める・炒る)にて生成される物質であり、強い毒性をもつ。また、加工度の高い食品には、AGEが多く含まれる。

AGEは、酸化ストレス(活性酸素と抗酸化物質、抗酸化酵素とのバランスの乱れ)、炎症、糖尿病、心臓血管疾患の要因になるといわれる。

AGE値と生殖能力の関係性
研究チームは、肥満女性16人と痩せ型の女性17人を対象に尿検査を行い、AGE値と生殖能力の関係性を考察した。

尿検査より、尿中AGE値が高い女性は不妊、妊娠合併症である傾向が認められた。同研究所のジェンマ・エヴァンス(Jemma Evans)博士は、AGEが子宮内膜の細胞を変化させ、受精卵が着床できない環境にすると説明する。また、胎盤の発育を妨げ、妊娠合併症を引き起こすと述べている。

食生活の重要性
今回の研究を通して、改めて、妊活中の食事内容が妊娠・出産率に影響を与え、非常に重要であることが立証された。なお、AGE値は厳密な食事管理、投薬治療にて下げられるという。

(画像はPixabayより)


外部リンク

HUDSON
http://hudson.org.au/

The Sydney Herald
https://www.smh.com.au/
Amazon.co.jp : AGE に関連する商品
  • 母親の糖尿病は子供の注意欠如多動症リスクに影響を与える(4月15日)
  • トリガーの日の血清プロゲステロン濃度が凍結融解胚移植の出生率に影響を与える(4月12日)
  • 腎機能低下は男性不妊リスクを高める要因になる(4月8日)
  • 妊娠中の魚摂取量は子供の心疾患リスクに影響を与えない(4月4日)
  • 抗てんかん薬「トピラマート」によって子どもの自閉スペクトラム症リスクが増加する可能性はない(3月30日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->
    記事検索
    妊活基本情報



    お問い合わせ