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原因不明の女性不妊では甲状腺刺激ホルモン値が高くなる

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原因不明の女性不妊では甲状腺刺激ホルモン値が高くなる

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甲状腺機能の低下と女性不妊
マサチューセッツ総合病院神経内分泌科の研究チームは、「The Journal of Clinical Endocrinology & Metabolism」にて、基準値内であっても甲状腺刺激ホルモン(TSH)が高値である場合、甲状腺機能は低下し、女性の生殖能力に悪影響を与えると発表した。

甲状腺刺激ホルモン値と原因不明の女性不妊には関連性があると認められた。

甲状腺刺激ホルモン
長期に亘る調査
研究チームは、2000年から2012年に掛けて、18歳から39歳の女性を対象に、甲状腺機能の低下と月経周期の関連性について分析した。被験者はボストンにある医療機関にて不妊と診断され、うち187人は原因不明の女性不妊であった。また、52人はパートナーである男性が不妊症であった。

甲状腺刺激ホルモン、プロラクチン(脳下垂体にあるプロラクチン分泌細胞より分泌されるホルモン)を測定したところ、原因不明の不妊女性において甲状腺刺激ホルモン値、プロラクチン値が高いことが認められた。

特に、原因不明の女性不妊である女性は、生殖能力が正常である女性と比べ、甲状腺刺激ホルモン値が約2倍増であった。なお、甲状腺刺激ホルモンの標準範囲は5mIU/L以下、プロラクチンでは20 ng/ml以下とされる。

マサチューセッツ総合病院のプーネ・K・ファーゼリー(Pouneh K. Fazeli)氏は、甲状腺刺激ホルモンと原因不明の女性不妊における関係性が立証されたと述べている。

(画像はPixabayより)


外部リンク

JCEM
https://academic.oup.com/

NEWS MEDICAL
https://www.news-medical.net/
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