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妊娠期におけるストレスホルモン量の増加は胎児へ悪影響を及ぼす

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妊娠期におけるストレスホルモン量の増加は胎児へ悪影響を及ぼす

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妊娠期におけるストレスの影響
ミシガン大学の研究チームは、心的外傷後ストレス障害(PTSD)の女性が妊娠するとストレスホルモン「コルチゾール」が増加し、胎児の成長に悪影響を与えると発表した。

ストレス
コルチゾールとは
コルチゾールはストレスホルモンであり、闘争・逃走反応、攻撃・逃避反応(ストレス要因に対する自律神経系の働き)に応じて分泌される。ストレスの増幅に伴い、コルチゾール量は増える。高いコルチゾール値は、心臓病、高血圧、精神疾患を引き起こす要因になる。

ストレスホルモン量と胎児の健康影響
研究チームは、第一子を妊娠している女性395人を対象に、ストレスホルモン量と胎児の健康影響における関係性を調査した。

被験者をトラウマ体験がない、PTSDではないがトラウマ体験がある、複雑型PTSD(タイプC)、分離型PTSD(タイプD)の4グループに分け、唾液よりコルチゾール量を測定した。また、111人はサンプルとして産後も唾液を採取してコルチゾール測定を継続した。

計測結果より、妊娠初期では、コルチゾール量とストレスに顕著な相関関係が認められた。妊娠初期において、PTSDタイプDの女性は、他グループと比べ、コルチゾール量が午後8倍、就寝前10倍に増加したと報告されている。

ストレス軽減を心掛けて
ジュリア・ソン(Julia Seng)氏は、妊娠初期に母親が大きな精神的ストレスを受けた場合、胎児は多量のコルチゾールにさらされ、発育や健康に悪影響を受けると述べている。

それゆえ、妊活中、妊娠中、産後において、女性はストレス軽減を心掛ける必要がある。

(画像はプレスリリースより)


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UNIVERSITY OF MICHIGAN
http://ns.umich.edu/
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