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プロゲステロン膣製剤により早産のリスクが軽減する

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プロゲステロン膣製剤により早産のリスクが軽減する

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プロゲステロン膣製剤の効果
ユニス・ケネディ・シュライバー米国国立小児保健研究所やウェイン州立大学医学部などの研究チームは、「American Journal of Obstetrics & Gynecology」にて、妊娠中期で子宮頸管が短い場合、プロゲステロン膣製剤(錠剤、ジェル)の使用が効果的であり、早産や新生児合併症のリスクが軽減すると発表した。

また、妊娠初期の超音波検査にて子宮頸管が短いと診断された女性は、プロゲステロン膣製剤により子宮頸管の長さが改善したと報告されている。

プロゲステロンは、妊娠初期の卵巣、胎盤にて生成されるホルモンである。プロゲステロン量が減少すると、早期陣痛や早産を引き起こす要因となる。

プロゲステロン膣製剤
医療データのメタ分析
研究チームは、子宮頸管25ミリ以下の女性974人(プロゲステロン膣製剤の使用者498人、未使用者476人)を対象に、プロゲステロン膣製剤と妊娠33週以前の早産率の関係性についてメタ分析を実施した。

医療データベースを分析したところ、妊娠33週以前にプロゲステロン膣製剤を使用した女性は早産のリスクが著しく軽減した。特に、子宮頸管が短いと診断された場合、妊娠26週目から28週目おいてプロゲステロン膣製剤を使用することにより、早産率の低下が認められた。

合わせて、研究チームは、急性呼吸窮迫症候群、新生児死、低体重児の発生率、新生児集中治療施設(NICU)の使用率が減少したと報告する。

(画像はPixabayより)


外部リンク

American Journal of Obstetrics & Gynecology
http://www.ajog.org/article/S0002-9378(17)32343-8/fulltext

Wayne State University
https://research.wayne.edu/news.php?id=28608

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