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妊娠中には解熱鎮痛薬の服用を控えるように

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妊娠中には解熱鎮痛薬の服用を控えるように

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妊娠と解熱鎮痛薬
コペンハーゲン大学の研究チームは、マウスを用いた動物実験を通して、解熱鎮痛薬パラセタモール(アセトアミノフェン)が与える影響を検証した。妊娠中のパラセタモール服用は、胎児の発育、健康へ影響を与えると報告された。

解熱鎮痛薬
男児胎児への影響
先行研究において、パラセタモールは男児胎児に対して影響を与えることが認められた。男性ホルモン「テストステロン」の分泌を抑制させ、男性生殖器の形成異常が生じる可能性は高まるという。

研究チームは雄マウスを用いた研究を実施したところ、パラセタモールの服用により胎児期におけるテストステロンが減少した場合、胎児は生殖機能の発育不全が引き起こり、成人期における性的欲求も大きな影響を受けたことが判明した。

デビッド・ムビヤーグ・クリステン(David Møbjerg Kristensen)教授は、雄マウスの研究結果が人間の男性に必ずしも当てはまるとは言えないと考えている。一方で、パラセタモールの過剰摂取は、生殖機能に影響を与えると述べている。

女児胎児への影響
「Toxicological Sciences」(2016年3月)にて、母マウスが妊娠中にパラセタモールを服用し、生まれた子マウスが雌である場合、子マウスの卵巣にある原始卵胞の数は少ないことが報告された。原始卵胞の数が少ない程、不妊を引き起こす可能性が高い。

クリステン教授は、パラセタモールは手頃な市販薬であるが、副作用を軽視する傾向に警鐘を鳴らす。特に、胎児の発育や健康に対する影響は大きい。妊娠中の女性に対して妊娠中の服用方法について注意を促し、パラセタモール服用時は各国の保健機関により定められた使用上の注意事項に従うことを強調する。

(画像はPixabayより)


外部リンク

UNIVERSITY OF COPENHAGEN
http://healthsciences.ku.dk/

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