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胚の培養液が体外受精の結果に影響を与える

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胚の培養液が体外受精の結果に影響を与える

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体外受精と倍地による影響
8月24日、「Human Reproduction」にて、体外受精に用いる倍地(培養対象に生育環境を提供する培養液)が、体外受精の結果、胎児の健康に影響を与えるという論文が掲載された。

倍地の種類によって、胚(受精卵)の数、子宮への着床率や妊娠率、出生時体重が左右されると報告されている。出生時体重が僅かな差であっても、低出生体重児として出生した成人は心臓血管系疾患や代謝異常など発症するリスクが高いといわれる。

培地
出生時体重における差異
マーストリヒト大学メディカルセンター(オランダ)のジョン・デュムラン(John Dumoulin)氏は、長年の間、倍地の種類が胚(受精卵)の成長に影響を与えるのではないかと推測していた。

デュムラン氏が率いる研究チームは、2010年7月から2012年5月に掛けて、オランダ国内の医療機関にて体外受精と顕微授精を受けるカップル836組に対して臨床試験を行った。

胚(受精卵)を無作為に分け、2種類の培地(HTFメディウム、G5)にて培養したところ、出生時体重において平均158グラムの差が生じた。また、培地の種類により、胚(受精卵)の数・質、着床率、妊娠率も差異が認められた。

医療関係者の要求
現在、体外受精において、約20種類の倍地が使用されている。しかしながら、培地の成分は表示されているが、精製配分は明らかにされていない。

医療関係者らは倍地における違いを明確に把握できるように、培地メーカーに対して、倍地の成分・合成割合を正確に表示することを求めているという。

(画像はイメージです)


外部リンク

European Society of Human Reproduction and Embryology
https://www.eshre.eu/


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