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過去25年間で体外受精児の出生体重が増加する

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過去25年間で体外受精児の出生体重が増加する

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体外受精児の出生体重増加
マンチェスター大学の研究チームは、「Human Reproduction」にて、過去25年間で、セント・メアリーズ病院(イギリス・マンチェスター)にて誕生した体外受精児の出生体重が約200g増加したと発表した。

また、研究では、低出生体重児の出生後catch up growth(急速に成長を取り戻す)、低出生体重による健康問題リスクに初めて着目している。しかしながら、今回の研究では、出生体重が増加している要因は特定できなかった。

出生体重
初期の体外受精
体外受精は、初めて成功してから20年から30年が経過している。初期の体外受精において、体外受精児は、自然妊娠など体外受精以外で誕生した子供と比べ、出生体重が低い傾向にあった。低出生体重は、成人期の健康問題リスクを高める。

過去25年間における技術向上
研究チームは、セント・メアリーズ病院にて誕生した子供3000人を対象に、初期の体外受精技術と近年の体外受精技術を比較した。

凍結胚による体外受精の場合、異常や欠陥が排除された凍結胚より誕生した体外受精児は、過去25年間で、出生体重は緩やかな増加傾向にあり、成長速度も速かった。

また、大半の体外受精では、新鮮胚を子宮に移植するが、初期の体外受精と比べ、技術は格段に向上している。初期の体外受精件数は10%未満であり、近年の件数と大きく異なるにも関わらず、過去25年間で体外受精の成功率は高まり、出生体重は平均約180g増加した。

研究チームは、体外受精による長期的な健康影響を断言するには時期尚早であるが、技術発展により、体外受精児の健康は、自然妊娠など体外受精以外にて誕生した子供と大差ないと結論付けている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

The University of Manchester
https://www.manchester.ac.uk/

ScienceDaily
https://www.sciencedaily.com/


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