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胎児の遺伝子疾患を非侵襲的に診断できる

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胎児の遺伝子疾患を非侵襲的に診断できる

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胎児の遺伝子疾患を特定
ブラウン大学の研究チームは、「Scientific Reports」にて、新たな分離技術の開発に成功し、検査試料の子宮頸部スワブから胎盤細胞を簡単に分離できると発表した。母親の子宮内にて成長する胎児に対して、非侵襲的に遺伝子疾患の診断が可能になるという。

胎盤細胞
痛みやリスクを伴う胎児の遺伝子検査
現在、胎児の染色体異常や遺伝子疾患は、母親から羊水を採取する羊水穿刺(せんし)、あるいは、妊娠早期の胎盤の一部である絨毛(じゅうもう)採取する絨毛検査によって診断されている。検査には、痛み、僅かながらも流産リスクが伴う。

胎児の染色体異常や遺伝子疾患の診断に母親の血液検査も行われるが、決定的な診断に至らない場合が多い。また、スクリーニング検査は、遺伝子疾患の特定に限界があり、有益な検査とは言い難い。

非侵襲的な胎児の遺伝子検査
新たな技術では、実験・検査器具マイクロプレート(多数のくぼみ・穴(ウェル)がついた平板)の底に沈む性質を利用し、栄養膜細胞(胎児の完全ゲノムにおいて主要な機能を担う胎盤細胞)を分離する。

細胞沈降を利用し、不均一な子宮頸部細胞集団から栄養膜細胞を採取し、濃縮する。迅速かつ非侵襲的であり、細胞の細胞喪失・消失を最小限に留められ、個々の栄養膜細胞を回復させられるという。

栄養膜細胞は、妊娠初期の子宮頚管に存在が認められるが、少量であり、これまで、子宮頚管からの分離は困難であった。今回、研究チームは、栄養膜細胞が子宮頚管より小さく、形が異なり、大きな核をもつ特性を発見した。特性を活かし、子宮頚管から栄養膜細胞の分離に成功したという。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

BROWN
https://www.brown.edu/news/2019-08-26/trophoblasts


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